top of page

日本剣道具製作所

私共は、昭和12年創業・77年の歴史を持つ、今となっては日本国内で唯一剣道具を全て製作できる、最後の日本製剣道具の製作工場です。

下で述べますが、もはや日本国内では、ここでしか見ることができなくなってしまった日本最後の伝統工芸技術なのです。

 

現在、日本の剣道界では95%以上が海外の剣道具に頼っている状況です。

その中、私たちは、なにより少年少女から学生さん・一般社会人そして高段者の先生方に至るまで安全・安心して使っていただけるように、職人一人ひとりが使われる方々の状況を考慮して、工夫を凝らし魂をこめて作り上げていきます。

ここが一番重要であり、何十年もの歳月をかけ伝承されてきた部分なのです。

 

この様に、弊社の存在意義を認めて下さり宮崎県より「県伝統的工芸品」の認定、また「伝統工芸士」に認定された職人も在籍しています。

何よりも『職人は宝』を訓とし、社内工場および外注(主に定年退職された方々等)の総勢100名程で、その想いと魂を込めた、まさに「伝統工芸品」にふさわしい剣道具をつくりあげています。

 

この職人さん達の伝統技術も、わずか数年ほどで習得できるものではありません。

十数年から20年~30年~40年と、気の遠くなるような時間の中で相当な苦労を重ね継承され、また自らで創意工夫・研究を積み重ね、時には思い通りにいかず涙し、時には想像以上の出来栄えで感動し、その繰り返しの上に本物の「職人」と呼ばれる姿を見出すのです。

 

そうして国内の材料をふんだんに使用し、高度な職人技術で製造した日本剣道具の存在を絶やしてはいけないとの想いで、日々研究・努力して取り組み、苦境を乗り越えながら剣道の普及に尽力しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

bottom of page